上司とともに向かった取引先との会食の後に彼女を待ち受けていたのは目の前が真っ暗になるような悲劇だった。2月9日発売の週刊ポスト(2月20日号)で、みずほ銀行の都内の支店に勤務する30代のA子さんが、自らの身に振りかかった暴行事件について告白している。
約10年前に採用され、個人営業を担当するA子さんは柔和なお嬢様タイプに映る。昨年、A子さんは自らの顧客である企業経営者から会食の誘いを受けた。同僚男性らとともに高級フレンチの個室に出向いたA子さんは、かなり早いピッチでワインやシャンパンのボトルを空けていった。
顧客を無事見送ったこともあってA子さんの酔いはさらに回ったようだ。自宅へ帰るために、同僚男性とともにタクシーに乗った時点で記憶を失ってしまった。気付いた時、A子さんは自室のベッドで全裸で横たわっていたのだという。その時の状況や、その後の男性・会社の対応が同誌では詳しく記されている。
現在も不眠に悩むA子さんが「うやむやにはできない」と明かした証言が事実なら、同僚男性の行為は準強姦罪に問われる可能性があり、それが職務中の出来事である以上、みずほ銀行の対応も問題視されよう。同誌は、みずほ銀行と同僚男性の代理人にも見解を取材している。