40人を超える自民党の女性議員の中で“2大マドンナ”と評判なのが、当選2回の金子恵美・代議士(36)と新人の加藤鮎子・代議士(35)だ。
元ミス日本関東代表の金子氏は「新潟県きものの女王」から市議、県議を経て国政に出た叩き上げ。一方の加藤氏は元自民党幹事長・加藤紘一氏を父に持つ3世議員と肌合いは違うが、独身男性議員によると、「いずれも着物が似合う知性派美人という点も甲乙つけがたい」と憧れの的なのだ。
その2人が1月29日の予算委員会の委員席にツーショットで並び、大いに注目を浴びた。美人過ぎる議員の直接対決に議場が華やいだからというだけではない。
「あの2人が元嫁、今カノの関係だからです。相手は金子代議士と同期で党内きってのプレイボーイといわれる宮崎謙介代議士(34)です」(政治部記者)
金子氏は昨年5月、宮崎氏との熱海一泊勉強会デートの熱愛が報じられたが、その宮崎氏の元妻が加藤氏。
「鮎子ちゃんは宮崎君と2006年頃結婚して2~3年で離婚したそうです。離婚後、宮崎くんが先に代議士になった。鮎子ちゃんは再婚して息子もいますからライバルということはないでしょうが、隣り合わせに座った恵美ちゃんと鮎子ちゃんがどんな雰囲気でどう会話するのか興味津々でしたね」(自民党中堅)
宮崎氏も予算委員会に出席していたが、さすがに2人の間に座って両手に花というわけにはいかず、離れた席に居心地悪そうに座っていた。
奇跡のような偶然に事情を知る議員たちは「修羅場か」「いま向こうを見ていた」など予算委員会の本題そっちのけで盛り上がっていたという。
実はこの「白亜のトライアングルハプニング」は予算委員ではない加藤氏が欠席した先輩議員の差し替え、つまり「代返要員」として出席したことで起きた。
今国会の最大のテーマである予算審議が「代返」で起きたハプニングに沸くというのは、あまり感心はしないが。
※週刊ポスト2015年2月20日号