ファミレスのドリンクバーならぬ“お酒のドリンクバー”を設置する店が東京で急増中。ずらりと並ぶ各種アルコールを自らグラスに注ぎ、もちろん飲み放題。財布にも優しい都会の新オアシスを、元NHKの“スイカップ・アナ”で、焼酎アドバイザーの資格を持つ古瀬絵理さん(37歳、1児の母)が訪れた。
東京・山手線の上野駅と御徒町駅の中間、大衆酒場が集まるエリアにある『沼津港海将』。店内の一角には日本酒や焼酎の瓶が逆さに吊るされ、その数は約100種類に及ぶ。古瀬さんはかねてから飲んでみたかったという「魔王」の蔵元が作る焼酎「白玉の露」を見つけて大興奮。
「こんなにいいお酒が飲み放題で味わえるなんて。給料が上がらない時代だけど、お酒は仕事に頑張る毎日へのご褒美。こんなに種類があると少量ずつをいつまでも飲んでしまいそう……」
◆沼津港海将
【住所】東京都台東区上野6-8-4 五味ビル B1F
【営業時間】月~土:11時30分~22時30分、日・祝:11時30分~22時
【料金】30分450円/1時間900円/1時間半1300円/2時間1700円/2時間半2100円/3時間2500円
撮影■渡辺利博
※週刊ポスト2015年2月27日号