肥満はなんといっても食事がいちばんの原因だ。太らないような食事を心がけることが、健康な体を保つには何よりも重要。そこで、内科医で認定産業医の桐村里紗さんが、太りにくい体を作るための食事方法を教えてくれた。
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インスタントや加工食品は手軽で便利ですが、そればかりでは ビタミンやミネラルが不足します。忙しくて作る時間がないという人は、せめて野菜をトッピングしてください。食事の最初に、野菜を5分かけて食べ、その後 におかずやご飯をよく噛んで食べる。これだけで、太りにくい体になりますよ。
年齢とともに、腸内に悪玉菌が増えてきます。腸内環境が悪化すると血液環境も悪くなり、老化や肥満を招きます。発酵食品や生野菜を食べて、酵素や善玉菌を積極的に摂りましょう。
また、体がサビると代謝が落ちて太りやすくなるので、ビタミンC・E、カロテンやポリフェノールなどの抗酸化物質を摂ることも美しい体作りには必要。
体は毎日摂る食べ物と水でできています。質のよい食べ物で、上質な体を作りましょう。
※女性セブン2015年3月5日号