昨年末ごろから女性誌『ar(アール)』などを中心に広がっているキーワード「おフェロ顔」。“おしゃれでフェロモン溢れる顔”という意味で、この風貌を目指す女性が増えているという。メイク雑誌などでは「おフェロ」の条件として、血色がよく色気“じゅわじゅわ”と滲み出ていることの重要性が語られているが、巷の男性はこうした動向をどう感じているのか。
女性の「おフェロ顔メイク」について違和感があるというのは、IT系企業に勤務する男性・Aさん(26歳)だ。
「彼女が『おフェロ顔っていうのが流行っているんだよ』、といってメイクを変えた話をしてきました。目の下にいつもよりも濃くチークを入れていて、唇も真っ赤にしていて、正直『おばけのQちゃんかよ』と内心ツッコミを入れてしまって(笑い)。似合わない子はやらないほうがいいと思いますね」(Aさん)
別の男性Bさん(22歳・大学生)もこう話す。
「学校の女子がツイッターで『おフェロになりたい』とか投稿していたので、『何言ってんの? 大丈夫?』と言ったら、実際に雑誌を見せられました。本当に『おフェロ』『雌ガール』『じゅんじゅわ~』というキャッチコピーが載っていたので、結構引きました……。必死に色気を出したいとか思われても、色気がある人は放っておいてもあるし、必死感が痛いなと思います。正直、普通のナチュラルメイクの方が好感が持てるのですが……」(Bさん)
「カワイイ」だけでなく「色気」「フェロモン」がキーワードとなっている昨今の女子トレンドだが、あまりに過剰な演出を追求すると男性陣は違和感を覚えてしまうのかもしれない。