日本でテレビ放送が始まった1953年から60年超、数多くの女性アナウンサーがテレビ画面を彩ってきた。長い歴史の中で、最も輝いた女子アナは一体誰か。本誌は20代以上の男性500人にインターネット調査を実施(※)。「最も美しい女子アナ」で1位に輝いたのは誰だったのか?
※/世代間の偏りを極力なくすため、20代、30代、40代、50代、60代以上の男性それぞれ100人ずつ、合計500人を対象にインターネット調査を行なった。
フジの加藤綾子アナ(29)がトップに選ばれた。2位になったのは滝川クリステル(37・フリー)だ。フランス人と日本人のハーフならではのオリエンタルな魅力は、東京五輪招致プレゼンでIOC委員たちを釘付けにした。
「『ニュースJAPAN』(フジ)時代の“ななめ45度のほほえみ”が記憶に残っている。あの美しさを否定できる人はいない」(60代男性)
3位は頼近美津子(享年53・元NHK)がランクインした。1979年、新人の頼近は『ばらえてい テレビファソラシド』(NHK)でメイン司会に起用され、タモリとの軽妙な掛け合いで一躍ブレイク。
タモリからミドルネームの「キャサリン」で呼ばれ、女子アナブームの先駆けとなった。1981年には1200万円とも噂された当時としては驚きの高額年俸でフジテレビに移籍。前代未聞の“引き抜き”は彼女の美貌とともにテレビ史の伝説となっている。
ちなみに10位にはちょっと聞き慣れぬ名前がランクイン。NHKの若手、和久田麻由子(26)だ。入社4年目にして『おはよう日本』の土日担当に抜擢された和久田は、東大卒の才媛。後述の「知性」ランキングにも登場するが、ルックスでも男性ファンを虜にしている。
「正月に着物を着て番組に登場した時には、スタッフもその華やかさに息を呑んだ。アイドル並みの小顔と美脚です。とはいえ歴代女子アナ揃い踏みのランキングに食い込むとは……。視聴者はしっかり見ていますね(笑い)」(NHK局員)
※週刊ポスト2015年3月20日号