ちょうど10年前に日本でも起きた韓流ブームが、中国にも上陸。約13億人が空前の韓流ブームに沸いている。中国のパワー&マネーで巨大マーケットへと発展し、韓国の株価までもが上昇し続けている。
中でも、キム・スヒョンは極めて人気が高い韓流スターの一人。2012年、ファンタジー時代劇『太陽を抱く月』の韓国での視聴率が40%を超え、国民的俳優に。2013年には『星から来たあなた』で主演を務め、アジア中で大ブレーク。
韓国でCM王となったキム・スヒョンは、中国圏でも約30社のイメージキャラクターを務め、もはやアジアのCM王に。2014年(4月時点)のギャランティーは少なくとも約1億1000万元(約21億円)と試算され、韓国で稼ぐCMの契約料の3倍以上ともいわれる。
昨年4月、北京モーターショーに登場したときは、わずか90秒の間、詰めかけた約1万人のファンに挨拶して短い撮影に応じ、一瞬でその場を去った武勇伝をもつ。
さらに台湾では、レディー・ガガを上回る国賓級待遇を受け話題に。入国の様子はテレビで生中継され、移動車は約8000万円近いベンツ、ホテルは1泊50万円のスイートルームが用意された。
※女性セブン2015年3月26日号