【書籍紹介】『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』峯村健司/小学館/1400円+税
中国共産党中央総書記・習近平は、就任してから〈反逆の動きを徹底的につぶした。さらには(中略)絶大な影響力を行使してきた江沢民の力をそぐことにも成功した〉。何故、また如何にして彼は権力闘争に勝ちえたのか。そして習近平が頂点に立った後の中国はどうなるのか──。
最高幹部たちによるクーデター計画、ハーバード大学にいた習近平の娘や米国にある中国人の「愛人村」への潜入なども含め、精力的な取材をもとにした中国ルポ。
※週刊ポスト2015年3月27日号