銀座の一等地にあるそのレストランでは、文士の愛した伝統の西洋料理が楽しめるとあって、オープン当初から多くの著名人が足繁く通っている。それこそ、吉永小百合(70才)に、中村勘三郎さん(享年57)、息子の中村勘九郎(33才)、市村正親(66才)・篠原涼子(41才)夫妻…。
それゆえ、常連客も、有名人と居合わせるのは慣れっこなのだが、あのふたりが来店すると、毎回胸騒ぎを隠せないという。
「私はランチでお会いしたことがありますが、おふたりともものすごいオーラなんですよ。店内奥の個室に入っていかれますから、お忍びなんでしょうね」(常連客)
その“ふたり”とは、田村正和(71才)と名取裕子(57才)。別の常連客は、何度かディナーで見かけたという。
「この店の名物、ハヤシライスを食べたようです。小さなステーキがメインのコース料理もお気に入りと聞きました。正和さんと一緒の名取さんは、すごく控えめで、でもとっても楽しそうなんですよ」(別の常連客)
意外な組み合わせだが、田村と名取は、1983年のドラマ『夏に恋する女たち』(TBS系)の他、『田村正和・時代劇スペシャル 眠狂四郎』(テレビ朝日系)などでも共演する仲だ。
「名取さんは正和さんだけじゃなく、正和さんのお兄さんの高廣さん(享年77)とも親しく、彼のお別れ会では人目も憚らず泣いていました」(芸能関係者)
※女性セブン2015年4月9・16日号