2016年12月から“洗濯表示”が一新する。
「今の“洗濯表示”は1962年に制定された日本独自のもの。昨今の市場のグローバル化に向け、2016年から国際規格に整合した表示に変更することに。今後は表示の種類も22種から41種に増え、きめ細かいケアが自宅でもできるようになります」
とは経済産業省の永田邦博さん。
表示が変わり、数も増えると混乱しそうだが、来年12月から切り替わり、それまでは、古い表示と併用するなど、徐々に使われていく予定だ。猶予期間があるものの、まず覚えておきたいのは、洗濯機のマークがなくなること。
現在の『手洗い』に似た記号が『水洗い可能』の意味に。
「シンプルな点や線での表現が多いので、規則性を覚えれば、わかりやすいと思います」(永田さん)
具体的には5つ。漂白処理記号に酸素系が追加、水洗いOK、新たに追加となる「タンブル乾燥記号」、手洗いには「手」のイラストが入る、吊り干しは縦・平星は横線などだ。
※女性セブン2015年5月14・21日号