テレビ出演などでもすっかり人気者となった“ムロケン”こと、喫茶店のスピリチュアルマスター・室井健助さん(59才)。今回、2度の大病を経験した女優・原千晶さん(41才)が登場。ムロケンが彼女にずっと伝えたかったこととは?
――ムロケンはかねてから、彼女に会って伝えたいことがあったという。
室井:今から16~17年前になりますか、テレビで見ない日はないくらい、大活躍されていましたよね。歯切れのいい話し方が魅力的で。
原:あっ、ありがとうございます(笑い)。
室井:でも霊視では、自信のなさや不安な様子も視えていました。「この状態で毎日よく頑張れるな」って思っていたんです。正直、もっと早くお会いできていたら、がんを食い止められたんじゃないかって…。
原:えっ!?
室井:(原の左手を見ながら)うん、やっぱりひどい低体温でしたね。低体温はがんを招いてしまうんです。
原:はい、知ってます。
室井:ではどうして体温が低くなったか、ご自分でわかりますか?
原:う~ん。体を冷やす生活をしていたから?
室井:いいえ、原さんの低体温は子供の頃の家庭環境です。幼少期に必要だった“お父さんの愛”が足りていない。これは私がたくさん霊視をしてきて気づいたことですが、3才までに異性の親としっかりスキンシップをとらないと、自律神経のバランスが崩れて、低体温になってしまうんです。
原:(口を押さえて)!! そこ突かれちゃうんですね…。そうなんです。うちは転勤族で、父は忙しい人でしたから、父に甘えた記憶は一度もないです。女の子にも手加減しない、厳しい人でしたし。
室井:それは最初から視えていました。もっと言うと、お父さんにくっついて転々とするうち、お母さんもストレスがたまって結構イライラされてましたね。原さんがお腹にいた時から、ご両親がぶつかっている姿が視えます。だからあなたは今でも、大きな声を出されたり、怒鳴り声が苦手なはず。
原:(首を強く横に振って)はい。ダメ、ダメです!
室井:原さんは自律神経が乱れて、低体温になってしまった。それがすぎると、甲状腺の病気も引き起こしてしまうんです。
原:確かに10才の時に甲状腺機能亢進症、やってます!
室井:はい、知っています。そのまま低体温がよくならずにいろいろな病気を引き起こしてしまった。「子宮を摘出したから安心」じゃなくて、ホルモンバランスを整えたほうがいい。このままだと再発したり、また体調が悪化してしまうかもしれません。今年が正念場ですから、体温を上げる努力を今すぐ始めてください。
原:確かに、今年は2度目のがんから5年目で、再発するかどうかの節目なんです。あの…私、まだ卵巣は両方残っていて、生理の周期だと胸も張るんです。乳がんと卵巣がんが心配なんです。
室井:軽い乳腺症が視えます。卵巣のうずくような感じは、生理があった時の余韻ですね。これも体温を上げたら大丈夫ですよ。
原:はあ~、よかった!
※女性セブン2015年5月28日号