ハワイでのスペシャルライブを大成功させたDREAMS COME TRUEの吉田美和(50)。感極まって涙を流しながらも、力強く歌う姿が印象的だった。
そんな吉田は、北海道の高校に通っている頃から歌唱力抜群で有名だったが、卒業後上京してもしばらくはデビューが叶わず、小泉今日子や中山美穂のバックコーラスで下積みをしていた。
吉田の声質や声量はメインボーカル向きで独特のこぶしもあるため、中山の後ろで歌ったとき、他のコーラスの人から“歌い方が違う”と指摘されたことがあったという。
そのとき、すでに知り合いだった中村正人(56)は、「コーラスの目立たない歌い方に慣れてしまうとメインボーカルとして大成できなくなってしまう」と、コーラス禁止令を出したのだとか。
ドリカムを紅白出場15回の国民的スターにしたのは、中村のファインプレーだった。