東京・銀座のクラブママが客の男性に“枕営業”をし、男性の妻が「精神的苦痛を受けた」としてママに慰謝料400万円を求めていた裁判。訴えが棄却され連日大きな話題となっているが、その司法判断に対して、現役のホステスだけでなく一般女性からも非難の声が上がっている。
そこで、銀座に店を持つベテランママに、実情を聞いてみた。
「お客さんをつなぎとめる努力は人それぞれで、容姿ばかりでなく情報や人脈を駆使するタイプもいます。それも含めて、夜の銀座とは接客業の集大成であるんですよ」
なるほど。枕営業をしていても、お客さんがたくさんついてくれるわけではないということ?
「ま、こんな不況ですから、“枕営業してほしい”っていう下心でもお客さんが増えるんだったら、それもいいんじゃないですか? 本物のホステスは“蛇の生殺し”にしますから(笑い)」