「佳子さま~!」「かわいい~!」──6月6日、秋篠宮家の次女・佳子さま(20才)が山口県・宇部空港に降り立たれると、駆けつけた人々から次々と大きな歓声があがり、相変わらずの“佳子さまフィーバー”ぶりを見せた。
1泊2日の日程で山口県を訪問された佳子さま。昨年12月に成年皇族となられてから、初めてのおひとりでの宿泊を伴う地方ご公務となった。
ICU(国際基督教大学)ご入学後、学業に専念されていたこともあり、ご公務で地方にお出かけになられるのは3月の伊勢神宮ご参拝以来のことだった。
まず佳子さまが訪れたのは、1185年の壇ノ浦の合戦で、わずか8才にして亡くなった第81代安徳天皇をまつる赤間神宮。佳子さまは玉串を捧げられ、幼くして命を落とした安徳天皇に思いを馳せられ、神妙な面持ちだったという。
参拝後、一度、宿泊するホテルに戻られ、次に向かわれたのが市立しものせき水族館『海響館』だった。佳子さまをご案内した石橋敏章館長はこう話す。
「ペンギンに実際に触れる体験をしていただきました。ペンギンの背中をなでられた佳子さまは“すべすべしているんですね”と目を細められていました。また常時100種類以上いるフグの展示をご覧になられ、“種類数が世界一なのですか?”などと質問をされました」
また水族館では、思わぬハプニングも…。
「ゴマフアザラシが水槽のアクリル板越しに“前肢”を“ドン”としたんです。すると佳子さまは“キャッ!”と驚かれてました」(前出・石橋館長)
なんと佳子さまはゴマフアザラシに「壁ドン」されてしまったのだった。こうして初日の予定を終えられた佳子さま。
「佳子さまは美しい関門海峡の風景が一大パノラマとなって広がるホテル内のレストランでフレンチを召し上がられたようです。下関の名物であるフグのカルパッチョなどを堪能されたみたいですよ」(秋篠宮家関係者)
※女性セブン2015年6月25日号