カジュアルなパーカやジーンズもいいが、フォーマルな出で立ちが実によく似合う。今春、国際基督教大学(ICU)に入学した秋篠宮家の次女・佳子内親王(20)の初夏の装いである。
6月3日、フィリピン・アキノ大統領を迎えた宮中晩餐会に初めて出席。華やかなピンクのドレス姿で、ひと際目を引く存在に。その3日後には、山口・下関に向かった。赤間神宮を参拝後、水族館『海響館』を訪れ、一泊して海底広域研究船の進水式に参列。海に関係した式典とあって鮮やかなマリーンカラーのスーツで出席、地元関係者らはその気遣いにいたく感動した。
宿泊したホテルを出発する際には、集まった人々に歩み寄り、軽く膝を曲げて「佳子スマイル」。想定外のハプニングで、警備の皇宮警察を慌てさせるひと幕も。
天真爛漫な若きプリンセスは、キャンパスライフも謳歌している。入部を希望しているといわれるダンスサークルの公演を見学したほか、期末試験が迫り、移動の飛行機や車の中で一心不乱に英語の単語帳にラインマーカーを引く姿が目撃されている。
「留学中の姉の眞子内親王が7月中にも帰国の予定で、妹の分まで公務に励むはず。例年7、8月は御家族と御用邸で過ごされるので、秋までお姿を見ることはできないのでは」(宮内庁担当記者)
過熱する一方のフィーバーを少し冷ます夏になるかもしれない。
※週刊ポスト2015年6月26日号