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表参道で大人気の「クロナッツ」 3時間半待ちの味は?

『ドミニクアンセルベーカリートウキョウ』のクロナッツ

「神奈川県相模原市から来ました。どうせなら1番がいいと思って、大学の友達10人とオープン前日の夜9時から並びましたよ」

 6月20日、東京・表参道に米国・NY発の人気ベーカリー『ドミニクアンセルベーカリートウキョウ』がオープンした。先頭に並んだ大学生は、こう言って笑顔を見せた。

 NY店は2時間待ちが当たり前で、ディカプリオやヒュー・ジャックマンらハリウッドスターも行列に並ぶという超人気店だ。看板メニューはクロワッサンとドーナッツを合わせたハイブリッドスイーツの「クロナッツ」。これはTIME誌の《2013年の最も優れた発明品25》にも選ばれ、世界中の人々を虜にしている。

 そんな話題スイーツの日本初上陸とあって、オープン前から300人以上の客が並んでいた──甘いものには目がない本誌女性記者も早速、足を運んできました。

 表参道から1本裏路地に入ると、黄色い屋根が印象的な真新しい店が目に飛び込んでくる。オープン(朝8時)2時間前の午前6時に店の前に到着したのだが、このとき、すでに40人ほどが列を作っていた。

 前夜の雨の影響で、少し肌寒かったのだが、「クロナッツ」が待ち遠しいのか、行列客は終始笑顔だった。

 朝8時、時間ピッタリにオープンすると「ウェルカム トゥー ベーカリー」という声が店の外まで響きわたった。

 結局、記者がクロナッツをゲットしたのは、オープンから1時間20分後の午前9時20分。なんとNY超えの3時間20分待ちだった。

 クロナッツは毎月違う味が販売されるため、同じ味は二度と登場しないという。つまり6月20日にオープンした今月の味「北海道産ミルクハニー&ゆずレモンクリーム」は、わずか10日間しか食べられない超レア商品ということになるのだ。

 拳サイズのクロナッツを口に入れるとサクサクとしたクロワッサンの食感の後に、濃厚なミルクハニーの甘さが口いっぱいに広がった。

※女性セブン2015年7月9・16日号

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