日夜、全国至る所で開催されている合コン。今日も明日も、日本のどこかに男女が集い、熱い駆け引きが繰り広げられている。合コンに参加する人のモチベーションは様々だが、一般的なのは「恋人を見つけたい」というストレートな願いだろう。とはいえ、初対面では男性も女性も、ともに“猫をかぶっている”ことも多い。
ここ5年ほど、毎年約150回の合コンを企画、参加しているという「合コンの鬼」男性・Aさん(29歳・音楽会社勤務)は、これまでの経験から、男性が合コンに参加する際は「タニマチがいる女子」に気をつけるべきだ、と警鐘を鳴らす。
「僕が合コンに参加し続けたことで分かったことは、女の子のグレードが高い合コンほど『タニマチ』、つまりお金を出してくれるパトロンの『パパ』がいる確率が高いということです。こういう子たちの共通点は、本当に一目瞭然です。
普通、アラサー女性は、男性陣が自己紹介で大手商社や外銀勤務だということを話すと、かなりがっついてきます。そんな中で、時々、顔がそれほど可愛いわけでもないのに『ふーん』という表情で、興味がなさそうにしている女子がいるんです。そういう女の子に後から『ねぇ君、実はパパいるでしょ』とこっそり聞くと、大半が『え、どうしてわかったの?』と答えます」(Aさん)
Aさんとともに合コンに参加しつづけている合コン仲間のBさん(29歳・マスコミ勤務)も、同意する。
「そういう女の子はタニマチがいるので、同い年くらいの男には簡単になびかないんですよね。そういう、なぜか謎の余裕を見せている女の子は要注意です。こちらが聞いてもタニマチがいることを隠している場合もありますし、男のほうが遊ばれてしまうパターンも多いので、変に手を出さないほうが賢明です。
『いかにも高嶺の花』とか、『参加している女子のなかで一番綺麗』とかではなく、普通レベルの子にもタニマチ持ちは多いので、まず男性陣が『俺たちはこんなにハイスペックなんだぜ』と自慢する際に、その反応を見ることが一番重要ですね。たいして可愛くもないのに高級ブランド品で身を固めている女の子も、注意が必要です」(Bさん)
誠実に恋人を見つけようと合コンに参加している男性陣は、一度意中の女性が『タニマチ持ち女子』かどうか、よく観察してみるのも一興だろう。