浅丘ルリ子(75)が7月1日から日本経済新聞に連載を始めた『私の履歴書』が関心を集めている。
読者をドキッとさせたのは、小林旭(76)との熱愛告白だった。小林は当時、浅丘の本名「信子」からとった〈ぶう〉というあだ名で呼んでいたという。
〈「俺さ。ぶうのことが好きになっちゃったみたい……」
少しはにかみながら、本気とも冗談とも取れるような口ぶりで探りを入れてくる。「嫌ね。恥ずかしいわ」。こう答えながらも私はうれしかった。共演2作目の「絶唱」ではもう有頂天。恋心が画面ににじみ出ていて、演技をする必要がまったくなかった〉(7月7日付)
同連載はようやく半ばを迎えたばかり。この先には浅丘の華々しい恋愛遍歴が待っている。小林旭の次に暴露するのではと注目されるのが、石坂浩二(74)との結婚と離婚である。芸能レポーターの石川敏男氏が振り返る。
「1971年のドラマ『2丁目3番地』での共演で親密になり、同年に結婚したのですが、当時、浅丘は妻子あるテレビ局プロデューサーとの不倫も噂されていました。果たして真相はどうだったのか」
結婚当初から「離婚危機」「仮面夫婦」と報じられた石坂・浅丘夫婦は、29年間の結婚生活の末、2000年に離婚。2人が並んで離婚会見に臨むという「奇妙な会見だった」と芸能ライターの須藤甚一郎氏は話す。
「記者から石坂の女性関係について質問が飛んだが、石坂は頑なに否定していた。しかし、それまでも自宅とは別のアトリエに交際女性を招き入れたことがたびたび報じられていました。そうした出来事を浅丘はどれくらい把握していたのか。彼女しか知らない驚くような女優の名前が暴露されるかもしれません」
結局、会見の5日後、石坂は当時交際していた女性との再婚を発表した。60歳で離婚した後も、浅丘の恋は止まらなかった。
「2004年に大衆演劇の女形・松井誠との熱愛が発覚したものの、松井の借金問題で別れた。その後も38歳年下のイケメン俳優・金児憲史との熱愛など、恋愛に関する話題は絶えません」(須藤氏)
2013年11月の雑誌インタビューでも浅丘は「現在、おつき合いしている方が3~4人」と明かしていた。
「過去の『私の履歴書』では、2010年に有馬稲子が市川崑監督との不倫と堕胎を赤裸々に語り、2012年には佐久間良子が鶴田浩二との不倫関係を『灼熱の恋』だったと衝撃の告白をしています。今回の浅丘の連載でも、思いがけないビッグネームが飛び出すかもしれません」(石川氏)
※週刊ポスト2015年7月31日号