〈この度一般の男性の方と入籍致しました事をご報告させていただきます。これからは彼を、そして彼の仕事を支えていく為に、家庭に入る決心を致しました〉
7月28日、スポニチが一面でスクープした『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスター・山岸舞彩(28)の結婚。合わせて驚かされたのが、「芸能界引退」の決断だった。
山岸を射止めたのは、大手百貨店「丸井」の創業者・青井忠治氏の孫にあたるA氏(38)。弟は「NHKの向井理」と呼ばれる青井実アナ(34)だ。
「A君は幼稚舎からの慶應ボーイ。高校時代は野球部でキャプテンを務めるなど、仲間からの信頼も厚い。
大学卒業後、米国の有名サーフィンブランドで勤務。帰国後はコンサルティング会社勤務を経て、現在は父親とともに不動産会社の代表を務めています。
誰もが羨むお坊ちゃまで、弟の実さん以上のイケメンですからモテます。よく西麻布や六本木でパーティーを開いていて、彼目当てに美女がたくさん集まっていました」(学生時代の同級生)
御曹司と美女アナという、“いかにも”な組み合わせ。きっと青井家も大喜びのことだろうと思いきや、事情は少々フクザツのようだ。A氏の知人が明かす。
「家族は交際に猛反対したそうです。特に2人のお姉さんたちが、男の噂が絶えない山岸さんを嫌がったみたいで、Aさんに『別れたほうがいい』と促したこともあったと聞きます。そんな影響もあってか、ご両親も交際には消極的だったんです」
姉たちが危惧するように、これまで山岸は“車チュー”を撮られたアイスホッケー選手のほか、ダルビッシュ有(28)や複数のJリーガーなど、数多くのアスリートと噂に上っている。
だが、山岸への一途な思いを貫き通したA氏。いざ山岸を両親に紹介する際には、こんなことがあったという。
「ご両親は『仕事をしている女性はダメです。家庭に入り、夫を支えられる人でなければ嫁として認められない』と伝えたそうです」(同前)
両親もバリバリ仕事をしている山岸が引退するはずがないという目算があったのかもしれない。しかし、彼女の出した答えは〈家庭に入る〉だった。
「覚悟を見せた山岸さんに、ご両親も結婚を認めたようです。でも、お姉さんたちとはまだわだかまりがあるらしく、『結婚式には出ない』と言い出しかねない雰囲気だそうです」(同前)
“退路”を断って嫁ぐ山岸だが、その先は“難問ZERO”とはならなそうだ。
※週刊ポスト2015年8月14日号