女性にとっていくつになってもダイエットは永遠のテーマ。しかし、実は正しい知識が得られていないことも。管理栄養士、アンチエイジングプランナー高木優梨さんは、太る太らないは「カロリーや油が問題なのではありません」と語る。たとえば、カルボナーラは800kcal程度あるが、ペペロンチーノ(550kcal)と比べ、カルボナーラが太りにくいのだという。日本ダイエット健康協会の代表理事・古谷暢基さんが語る。
「ダイエットのキモはカロリーではなく、血糖値の急上昇。血糖値を上げる糖質を食べるなと言っているのではありません。食べる際に、いかに血糖値を急上昇させないかが、肥満を防ぐコツなのです。
カルボナーラの場合は生クリームや卵、ベーコンなど、脂質とたんぱく質が麺を分厚くコーティングしているので、糖質の吸収が緩やかになります。一方、ペペロンチーノはオリーブオイルでコーティングされているのみ。具が少ないため、糖質の吸収スピードが速くなってしまいます」
※女性セブン2015年8月20・27日号