今年3月28日、『朝日新聞』の投書欄に、50代男性からこんな投稿が寄せられた。《音響にこだわった施設でも、容器に入ったポップコーンを食べる隣席の音には無力です。その音が終演まで続き、楽しみにしていた映画が台無しでした。劇場は上映前、携帯電話の着信音やおしゃべりなど鑑賞の妨げになる行為に注意を促します。それなのにポップコーンを食べるのを許すのは、同じ料金を払った客に我慢を押しつけることだと思います》
つまり、映画館でポップコーンを食べるのは騒音にあたるので、禁止すべきということだ。そこで、40~60代の女性200人にアンケート調査をしたところ、「映画館でポップコーンを食べるのは騒音?」との問いに、「Yes」は44%、「No」は56%との回答結果が。
「賛成」と声を上げた人の理由を聞くと、「音だけでなくにおいも気になる」(40才・主婦)、「静かなシーンでも食べ続けていると気になって集中できない」(60才・パート)と、やはり音が気になる様子。
一方、反対からは、「館内で販売されているのに食べちゃダメというのはおかしい」(42才・会社員)、「音がしにくいという点で販売されているのでは?」(67才・主婦)と、“気にしすぎ”とする指摘が多かった。
※女性セブン2015年9月10日号