9月10日発売の『女性セブン』が、「スクープ!衝撃の公開 元少年A 戦慄の全裸自撮写真」と題して、神戸連続児童殺傷事件の犯人、酒鬼薔薇聖斗こと元少年Aの衝撃の現況を伝えている。
同誌によると8月下旬、Aから編集部に突然、手紙が届いたという。宛名に「小学館女性セブン」とだけ張りつけられた茶封筒には、裏面に「元少年A」と書かれた小さな白い紙が張ってあった。中には全2万5000字、A4用紙にして20枚にわたる手紙と1枚のCD-Rが添えられていた。
手紙の中でAは自分の素性は隠し、手記『絶歌』出版の経緯を饒舌に語りながら、遺族への謝罪はひと言も述べていないという。さらに、手紙の最後には「自分の公式ホームページを立ち上げた」という告知文とURLが添えられていた。
そのホームページでは、Aと見られる数々の全裸写真や自作とみられるイラストや文章を公開していた。自らの“表現”は羅列されている一方で、遺族への謝罪はひと言もなかった。同誌では手紙の真贋を確認したうえで、その全てを詳報している。
同誌では矯正されたとは言い難い彼の現況を伝えることは、同じ社会で生きる市井の人々が知らなければならない事実だと判断した、と記事にした理由を書いている。
「『元少年Aの手紙』私はこう読んだ」とする識者4人の分析も同誌では掲載。全7ページに渡ってAの”今”について問題提起している。