安倍晋三首相の昭恵夫人が足繁く通う東京・池袋のバーが存在する。入り口に「アベ政権反対」の看板が掲げられ、“反政府バー”とも呼ばれる。昭恵夫人が「家庭内野党」を宣言したり、脱原発運動に参加するようになったのはその店主の影響だった──という内容の記事を本誌は報じた。そして、本誌は昭恵夫人に取材を申し込んだが、前号締め切り時には間に合わなかった。
しかし、律儀にも昭恵夫人はその後「安倍晋三の家内の昭恵でございまぁ~す!」と電話をしてきたのだった。前出のバー店主については、様々な意見を聞きたいとの希望もあり話をしていると説明した。そして、話は別の騒動の核心へ……。
それは、『女性セブン』で報じられた歌手・布袋寅泰との「キス事件」の話だ。同誌によれば、8月下旬の深夜、都内の会員制バーで一緒になった2人。20年来のファンを公言する昭恵夫人は布袋にしなだれかかり、首筋にキスをしたという。
「事実と違うところもたくさんあるんですが……。でも……酔っ払っていたことは間違いありません。もう、あの、何を言うつもりもなく反省を……。もちろん布袋さんと付き合ってるということはまったくないので。私は一ファンですから」
──首筋にキスを?
「酔っていたのは事実ですから、もしかしたら寄り添って、そういうふうに見えたのかもしれないですね」
──総理に怒られませんでしたか?
「主人は笑っていましたよ~」
最後にこう締めてくれた。
「もう、53(歳)ですので飲み過ぎには気をつけたいと思います!」
あまり反省しているようには聞こえませんけど……、お酒はほどほどに。
※週刊ポスト2015年9月25日・10月2日号