他人が箸をつけた料理も食べられないほどの潔癖症の人も珍しくない昨今だが、なかには怪しげなパターンも…。埼玉県に住む女性Kさん(36才)の夫は食品会社勤務の34才。この夫の潔癖症は少々疑わしいとのだという。
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うちのダンナは自称潔癖性。お鍋とかおでんとか、何人かでつついて食べるなんてもってのほか。鉄板の上のお好み焼きや、焼肉を取り分けて食べるのもイヤなんだって。
だから、わが家の鍋の日はテーブルにコンロが2つ並ぶの。私と小学生の娘は中くらいの土鍋。ダンナは小さい鍋をひとりで黙々と食べる。感じ悪いでしょう!?
会社の飲み会では、いつも「食べるものがなかった」と、お腹空かして帰ってきて、私にインスタントラーメンを作らせるし。
でも、この間、「ダンナって本当に潔癖性?」ってコトがあったんだわ。私の妹の結婚式で、若くてかわいい女の子たちばっかりの妹の友人席に、酔ったダンナが、ビールをつぎに行ったのよ。「新婦の義理の兄で~す」って。その時に、「わぁーっ、そのワイン、おいしい? おいしそう」って、同じことを何回も繰り返し。
それでとうとう、そのお嬢さんが「どうぞ」って飲み差しをダンナによこしたら、なんと、なんのためらいもなく飲んだのよ。
他人が口をつけたグラスよ。間接キスよ。若くてかわいけりゃ、潔癖性は返上? 帰ってから、ギッタギタにしてやりました。
※女性セブン2015年10月15日号