モテ車を解説する「週刊ポスト」連載の「死ぬまで カーマニア宣言!」。多くの美女にクルマを判定してもらってわかったのは、明らかにSUV(スポーツ多目的車のこと。古語で“ジープタイプ”)が人気である。今回は、その傾向と対策を練るために、これまでにクルマを40台買ってきたフリーライター・清水草一氏(53)が美女モータージャーナリストの藤島知子さんを直撃、SUVベスト3を選んでもらった。
藤島:第3位はBMWのX4です。
清水:うわ、マニアック!
藤島:点数は80点。X4ってクーペの雰囲気があるし、走りがいいじゃないですか。走り好きな私にはそこがグッと来ます。乗り心地もいいし、遠くの温泉まで連れてってくれそう。『どうせなら九州くらいまで行かない?』って、こっちから誘っちゃいますよ(笑)
清水:男として燃えるね!(笑) じゃ第2位は。
藤島:レンジローバー・イヴォークです。90点かな。
清水:王道だね!
藤島:セレブな老舗旅館が似合いそう。これに乗るオジサマはオシャレなだけじゃなく、普段の生活からして洗練されていそうな気がします。
清水:イヴォークは洗練の極致だからね。その割に値段も高くない。
藤島:中古でも全然いいと思いますよ(笑)
清水:では、第1位は!?
藤島:トヨタのランドクルーザー70です。
清水:6月いっぱいで期間限定生産が終了したあの復刻版! もう中古でしか買えないけど、いぶし銀の魅力があるね。
藤島:これ、世界で最後まで生き残るクルマだと思うんですよ。
清水:ゴキブリのような生命力!?
藤島:基本が古いので、いま乗るとかなり乗りづらいんですけど、最高に頼り甲斐があるし、あれをうまく乗りこなすオジサマには野性を感じます。
清水:オッサンも時には野獣になる、ってやつだね!
藤島:女性はみんな、それを望んでいると思います(笑)
清水:ますます燃えてきた! ランクル70で秘湯へGOだ!
藤島:でも、テント泊とかは遠慮したいな~
清水:あくまで高級温泉旅館ね。専用露天風呂付きの。
藤島:ですね(笑)
※週刊ポスト2015年10月16・23日号