SNSが普及しているが、きちんとマナーを理解している人はどのくらいいるだろうか。例えば、食事会での集合写真、SNSに投稿してもいいものか?
写真の投稿NGの人がいる場合は、その人抜きの写真を撮り直すか、撮影済みの写真の顔など、個人を特定できそうな部分をスタンプなどで隠すといい。特に子供が写っている場合は、慎重な取り扱いが必要だ。
ITジャーナリストの高橋暁子さんはこう解説する。
「写真を共有にし、“いっしょにいる人”として、Facebookでタグ付けされると、他人に見られたくない姿を公開してしまうことも。勝手に投稿せず、タグ付けする場合も許可をとりましょう」
また、LINEやメールで使わない方がよい表現はあるのだろうか? 文字で気持ちを伝えるメールは、使いかたを間違えると、トラブルの原因に。
「直接話せば何でもない言葉でも、文字情報のみだと冷たく、キツく受け取られることがあるんです。特にSNSの場合はできるだけやさしい言葉を選び、顔文字やスタンプを上手に利用して。同じ言葉を使っても、“バカ”より“バカだな○(ハート)”などニュアンスをやわらげること。顔が見えないからこそ細心の心配りは欠かせません」(高橋さん)
文字は誤解を与えやすいので要注意。
※女性セブン2015年10月29日号