近頃人気のお取り寄せおせち。デパート1店舗だけでも300種類を超える取り扱いがあるという。おせち料理お取り寄せ予約ガイドの森田慶子さんは、選び方のコツをこう話す。
「名の知れた店かどうかで選びがちですが、満足感を高めるには、料理名までしっかりチェックを。また、おせちの写真に併せて、細かい『お品書き』が記されているものは信用度大。かまぼこ、昆布巻き、黒豆など、わかりやすい品目ばかり並ぶところより、煮物なら揚げ煮や○○和え、○○風味など、ひと手間プラスされた料理の割合が多いものを選ぶといいですよ」
例えば、大丸松坂屋限定・松竹120周年記念映画『母と暮せば』オリジナルおせち。お品書きを見ると、栗きんとんのラム酒風味、磯貝からし胡麻和え、蟹爪一夜干などが並んでいる。
「せっかく高いお金を払って取り寄せるおせち。ふだん食べられないような手の込んだ料理を少量ずつ味わうためにも、品書きのチェックは欠かせません。ちょっとぜいたく感のあるおせちを求めるなら、2~3人前で1万~1万5000円の価格帯のものを目安に選んで」
※女性セブン2015年12月10日号