「hulu」「Netflix」「dTV」「amazonプライム・ビデオ」など、近頃話題の動画配信サービス。いったい、どうやって利用すればいいのだろうか?
まず、各社のホームページにアクセスし、名前や住所などの基本情報を入力。すると、アカウント(会員証)が発行される。このアカウントさえあれば、いつでもどこでも動画配信サービスを利用できる。パソコンが苦手な人でも簡単に動画を見られるのだ。
会社によって料金設定は違うが、月額1000円以下で見放題というプランが主流だ。わざわざ店舗に足を運んでDVDをレンタルしなくても、自宅で好きな時に好きなだけ動画を満喫できる。
快適な楽しみ方をITライターの小野均さんが解説する。
「私がすすめるのは2通り。スマホやパソコンを持っているかたは、家電量販店で販売されている『STB(セットトップボックス)』という機器を購入すると、スマホやパソコンで再生する映画やドラマを自宅のテレビに映すことができます」
この場合、テレビにHDMIという端子がついていることが必要になる。古いタイプのテレビにはついていないので注意が必要だ。
「2つ目の方法は、テレビそのものがネットにつながる『スマートテレビ』を利用すること。スマホやパソコンを持っていない人はこちらが便利です」(小野さん)
スマートテレビはパナソニックやソニーなど各メーカーから発売されている。
いずれにせよ動画を視聴するには、インターネットに接続できる環境が必要だ。
「動画は容量が大きく、スマホの回線で再生すると、映画1回分で容量を使い切ることも多い。自宅では大容量の光回線を使うと便利です」(小野さん)
また動画配信にチャレンジする場合、最初は「無料お試し期間」を利用することを西田さんはすすめる。
「どのサービスも基本的には無料のお試し期間があります。まずは契約してみて、面白いと思ったらそれ以降も継続して視聴すればいい。つまらなかったら別のサービスの無料お試しに切り替えましょう」
ただし、こんな危険もある。
「クレジットカードを登録するケースでは、無料期間が過ぎても解約しないでいると、翌月以降も自動的に料金が引き落とされることがあります。視聴をやめる場合は、無料期間内に解約することを忘れないように」(小野さん)
※女性セブン2016年1月1日号