グーグルで「正月」を検索すると2280万件ヒット。社会現象を巻き起こしている朝ドラ『あさが来た』は1350万件。年末年始の歌番組で注目度No.1の「三代目JSB」は193万件。大ブレーク中の「とにかく明るい安村」は94万2000件。
では「浮気」で検索すると?…なんと2410万件のヒット(2015年12月21日現在)。いかに多くの男女が「浮気」を気にしているかがわかる。そんな「浮気」の最前線を、現役探偵に直撃! 具体的なエピソードを聞いてみた。
【浮気調査エピソード】
嫁姑関係が最悪だったA男(49才)。母(79才)が妻(43才)の洋服を「派手だ。夜の商売女みたい」と難癖つけ、A男がかばってくれていないと妻が怒り、夫婦げんかに。そんな日々が繰り返され、互いに疲弊していた頃のことだ。
当時妻は、理由をつけて実家に帰っていたのだが、ある日、娘が「この間はママが朝ご飯食べてから、夜ご飯の時間までいなかったの」と言っているのを聞いて、どうにもおかしいと思い始めた。妻に聞いても、「友達とランチ」などと言うばかり。埒があかないので、妻が実家に出かけたある日、実家から外出する妻を尾けることにした。
「車は郊外に出て、いかにも単身者用のワンルームマンションの脇に止まって、嫁さんが出て来ました。嫁さんは全く勘づいていないようで一直線にある部屋に入っていきました。これは誇張なしですが、嫁さんはすごいウキウキした表情をしてました(苦笑)」
妻がその部屋に消えて行って2、3分後。A男は部屋のチャイムを押した。
「嫁さんが裸の状態とかは死んでもイヤだと考えたりして、すぐにチャイムを押したのを覚えています。そこからは…修羅場でしたよ」(A男)
相手はなんともひ弱な学生。A男が「旦那」であることを告げると、ものすごくビビりまくって、オロオロしているだけだったという。
「とにかくいちばん許せなかったのが嫁さんの言葉。“どうしてここがわかったの!”とわめかれたから“お前の行動がおかしいから、尾けてきたんだ!”と言ったら、“あんた、完全にストーカーじゃん!”って怒鳴られましたからね」(A男)
その後紆余曲折あり離婚。娘の親権はA男が持った。
※女性セブン2015年1月7・14日号