「紅白はオリンピック」と語る初出場の山内恵介
「女性セブンさんを通じて、今まで出会ったことがないかたがたとの“ご縁”をたくさんいただいた1年でした。そしてそのご縁が“つながり”になってきていることを強く感じていますね」
女性セブンがかねてから応援してきた“演歌界の貴公子”惠ちゃんこと山内惠介(32才)。そんな彼が、ついに紅白初出場。本番を直前に控えた彼の表情は、おどろくほど穏やかで精悍だった。
「はじめは正直、現実として受け止められなかったです。でも、いざ決まってみると、余韻になんか浸っていられない。もっと上を目指さないと…。自分に期待できないアーティストにまわりは期待してくれないですから」
自分以上に自分を信じてくれる存在の親には電話で報告をした。
「実は電話をする2週間くらい前に、些細なことで母親と口げんかしていたんですよ(笑い)。でも、第一声が“よかったね”で。ぼく、言葉にならなかったですね…。上京して16年経ちますけど、ちゃんと伝わっているんだなあって。“ありがとう”と言うのが精一杯でした。ぼくにとって紅白はオリンピック。本番で最高のパフォーマンスをお届けします」
<Profile>
山内惠介 (やまうち・けいすけ)
1983年5月31日生まれ。福岡県糸島郡前原町(現・糸島市)出身。作曲家・水森英夫氏にスカウトされ、17才でデビュー。15周年記念シングル『スポットライト』がスマッシュヒットし、水谷千重子とのデュエット曲『恋のハナシをしましょうね』でも話題を呼ぶ。デビュー15周年記念リサイタルDVDが発売中。
撮影■中村 功
※女性セブン2015年1月7・14日号