船越英一郎(55才)が、妻・松居一代(58才)との離婚の決意を固めたという──。1月8日午後4時半、船越は年末の28日より滞在していたハワイ・ホノルルから成田空港に帰国した。変装もせず、出迎えたマネジャーと落ち合うと、車に乗り込む。年末年始を留守にしていた自宅に戻るのかと思いきや、船越の向かった先は東京・お台場にある会員制の超高級ホテルだった。
彼はこの日、会員権だけで4000万円超という同ホテルに宿泊した。そして翌9日昼過ぎ、ホテルから出てきた船越が帰った先は、松居の待つ自宅ではなく、その近くにある別宅マンションだった。
「2011年4月に船越さんが自分名義で購入したマンションです。松居さんは“単なる衣装部屋だ”とメディアに説明してきましたが、実際には、家族と離れてひとりの時間を作りたいという船越さんの意向によって買われたものです」(船越の知人)
現在も船越はこのマンションで過ごしており、年末から2週間以上、夫婦は一度も顔を合わせていない。船越のひとつの“決意”がここに表れていた。
「松居さんとの離婚を決めたのです。“別れることにしました”と、親しい人にはすでに報告しています。船越さんの意志は固い。この3か月間、松居さんとは一切会っていないそうですから。早ければ2月中にも離婚の決着をつけたいそうです」(船越を知る芸能関係者)
2001年の結婚から15年。還暦を控えて夫婦の絆はプツリと切れた。船越が松居に“三行半”を突きつけた理由──。ひと言でいうならば、彼は疲れきっていた。
とにかく嫉妬心が強く、夫を公私にわたって“管理”していた松居。船越は、地方ロケ中の居場所を証明するために写真付きでメールを送らされることもしばしば。また、船越のインタビュー記事を松居自らがチェックし、内容について出版社にクレームを入れたこともあったという。
そして、2015年10月7日、松居は「緊急会見」と題して新刊自著の出版記念会見を開催。ここでの騒動が船越の決断を促したというのだ。
川島なお美さん(享年54)が胆管がんで亡くなって2週間というこの日、記者から、船越と川島がかつて交際していたという噂について質問された。会場がざわつく中、松居は饒舌に話し始めた。
「結婚して3年目の時、川島さんと船越が人生のひとときを歩んでいたことを知りました。主人には“お見舞いに行った方がいいのでは?”と言いましたが、時間がないまま天国へ召されてしまいました。川島さんの訃報を聞いた夜は、彼女の好きな赤ワインで献杯しました。主人は“川島さんは一度も人の悪口を言わない素敵な人だった”と言っておりました」
この松居の発言に最も衝撃を受けたのは船越だった。
「自分と川島さんの過去が妻から暴露されるなんて思ってもいなかったのでしょう。“なぜこんな話を…”って、怒りよりも失望感が勝っている様子でした。この会見以後、船越さんは自宅に帰らなくなったのです」(前出・芸能関係者)
度をすぎた松居の嫉妬心と束縛に、船越は15年間、すんでの所で耐え忍んできた。だが、松居の暴露話を前に、船越の張り詰めた心の糸はプツリと切れた。また、夫婦をつなぎとめていた長男(26才)が独立したことも影響していたようだ。「離婚しよう」──ほどなくして、船越は松居にそう告げたという。
「松居さんはショックのあまり取り乱したそうです。会見での暴露話については反省していて、別れたくないという手紙も書いたといいます。でも、船越さんの決意は少しも揺るがなかった。“もう会わない”と言って、別宅かホテルに泊まる生活を続けていました」(前出・芸能関係者)
船越は親しい関係者にのみ離婚を打ち明け、年末ひとりハワイに旅立った。
※女性セブン2016年1月28日号