NHK連続テレビ小説『花子とアン』では、ヒロイン花子の兄の悩み多き憲兵役でお茶の間のハートをわしづかみにし、古田新太らとのコメディー舞台ではとことんはじけ、所属事務所の一大イベントでは抜群の歌唱力を披露。新ドラマ『逃げる女』(NHK)では刑事役にも挑戦──。なんでも器用にそつなくこなすイメージの俳優・賀来賢人(26才)。
本人は「仕事ではすごくビビりですね。足がブルブルします(笑い)」と話しているが、本当はどんな26才なのだろうか? 気になる質問をぶつけてみました。
──撮影中、チラリと見えた腹筋が6つに割れていたのですが、鍛えているんですか?
賀来:懸垂ぐらいです。ぶら下がり健康器みたいなもので、毎日20回くらい。
──女性の年齢のストライクゾーンが広いと聞きましたが…。
賀来:年上、年下どちらにしても、ぼくよりしっかりしてればいいんです。唯一、同年代の女性は緊張しますね。何を話したらいいかわからないから、気軽に話しかけられない。男子校だったので、これはもうずっと前からです。
──マイブームは何ですか?
賀来:今スナックブームが来てます(笑い)。しかも場末なほど落ち着くんです。昭和歌謡が大好きなんですよ。行きつけの店のママとは『銀座の恋の物語』を歌ったりね。おじさんたちから“きみ、面白いねえ”って言われるのを目標にずっと歌ってますよ。
──新ドラマ『逃げる女』(NHK)で共演中の遠藤憲一さんとのエピソードはありますか?
賀来:遠藤さんは天然なので、意外にもかわいらしいかたなんです。飲みに行くとフランクなのに、お芝居になるとすごい迫力で、すごく勉強になります。でも隙もいっぱいあるので、そこもまた魅力的です。
──どんな男性を目指していますか?
賀来:色気が欲しいですね。男臭い色っぽさ。
──具体的には誰?
賀来:古田新太さんは、あんな雰囲気ですけど、舞台上だとめちゃめちゃ色っぽくてかっこいいんです。ルックスとかじゃなくて、たたずまいなんでしょうね。
撮影■小林ばく
※女性セブン2016年1月28日号