経済や政治だけでなく、文化・学術面でも何かと比較される日本・中国・韓国。3国を宇宙開発、学術分野における客観的な数字で比較してみた。
■これまで宇宙に行った人の数
(1)日本 10人
(1)中国 10人
(3)韓国 1人
■ノーベル賞受賞者数
(1)日本 22人
(2)中国 3人
(3)韓国 1人
宇宙飛行士の数は日本と中国が10名。どちらも10名のうち2名が女性となっている。宇宙事業はアメリカとロシアが牽引し、日本やヨーロッパがそれに続いていたが、2000年代以降、中国が急浮上している。宇宙の覇者が人類の覇者を意味した冷戦時代はとうの昔だが、中国の過度な力の入れようは何を意味するか。
先日の晩餐会も記憶に新しいノーベル賞では、これまでに受賞した人数は日本が22人、中国が3人、韓国が1人(受賞時点で各国の国籍を有する人数)である。
後れを取っている格好の韓国は、特に学術分野での受賞がゼロであることに、コンプレックスをもっているとされる。
※SAPIO2016年2月号