国際情報

日中韓 国際好感度と好きな外国料理でいずれも日本が1位

 アジアの隣国として比較されることが多い日本・中国・韓国。海外から見た3国のイメージについて、客観的な数字で比較してみよう。

■国際好感度
(1)日本 5位
(2)中国 9位
(3)韓国 11位

■アジアにおける最も重要なパートナー
(1)日本 46%
(2)中国 26%
(3)韓国 13%

 英BBCワールドサービスが世界24か国の約2万5000人を対象に、17か国について行った「国際イメージ調査」によると、日本の国際好感度は17か国中第5位。中国は9位、韓国は11位となっている。

 ヨーロッパやアメリカで中韓両国が日本に対しネガティブキャンペーンを展開している中では健闘していると言えるのかもしれないが、2012年には好感度1位、2013年が4位、そしてこの2014年が5位と順位を下げ続けていることを考えると、3国中トップだからといって喜んではいられないだろう。

 日本の経済成長には翳りが見えつつも、信頼という価値観は揺るがない。

 アメリカのみを対象に行った調査もある。外務省が行ったアメリカにおける対日世論調査によると、「アジアにおける最も重要な米国のパートナー」として最も多くの人が挙げたのが日本。次いで中国、韓国となった。

 食生活や食習慣は国にとっての大きなアイデンティティのひとつ。3国ともに、和食、中華料理、韓国料理という特徴的な自国料理を持っている。

 ジェトロ(日本貿易振興機構)が2013年に発表した海外消費者アンケートでは、中国、香港、台湾、韓国、米国、フランス、イタリアの7か国に在住の消費者に「好きな外国料理」(複数回答)を聞いたところ、1位に輝いたのが日本料理。次いで中国料理、韓国料理となった。同調査と同年の12月、和食はユネスコ無形文化遺産に登録されている。

※SAPIO2016年2月号

関連キーワード

関連記事

トピックス

折田氏(本人のinstagramより)と斎藤知事(時事通信)
《折田楓社長のPR会社》「コンペで5年連続優勝」の広島市は「絶対に出来レースではありません」と回答 斎藤知事の仕事だけ「ボランティア」に高まる違和感
NEWSポストセブン
紅白の
《スケジュールは空けてある》目玉候補に次々と断られる紅白歌合戦、隠し玉に近藤真彦が急浮上 中森明菜と“禁断”の共演はあるのか
女性セブン
騒動の中心になったイギリス人女性(SNSより)
《次は高校の卒業旅行に突撃》「1年間で600人と寝た」オーストラリア人女性(26)が“強制送還”された後にぶちあげた新計画に騒然
NEWSポストセブン
中井貴一
中井貴一、好調『ザ・トラベルナース』の相棒・岡田将生の結婚に手を叩いて大喜び、プライベートでゴルフに行くほどの仲の良さ 撮影時には適度な緊張感も
女性セブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
《バーキン、ヴィトンのバッグで話題》PR会社社長・折田楓氏(32)の「愛用のセットアップが品切れ」にメーカーが答えた「意外な回答」
NEWSポストセブン
小沢一郎・衆院議員の目には石破政権がどう映っているのか(本誌撮影)
【小沢一郎氏インタビュー】自民党幹部に伝えた石破政権の宿命「連立をきちんと組まない不安定な政権では有権者に迷惑、短命に終わる」
週刊ポスト
東北楽天イーグルスを退団することを電撃発表し
《楽天退団・田中将大の移籍先を握る》沈黙の年上妻・里田まいの本心「数年前から東京に拠点」自身のブランドも立ち上げ
NEWSポストセブン
妻ではない女性とデートが目撃された岸部一徳
《ショートカット美女とお泊まり》岸部一徳「妻ではない女性」との関係を直撃 語っていた“達観した人生観”「年取れば男も女も皆同じ顔になる」
NEWSポストセブン
草なぎが主人公を演じる舞台『ヴェニスの商人』
《スクープ》草なぎ剛が認めた「19才のイケメン俳優」が電撃メンバー入り「CULENのNAKAMAの1人として参加」
女性セブン
再ブレイクを目指すいしだ壱成
《いしだ壱成・独占インタビュー》ダウンタウン・松本人志の“言葉”に涙を流して決意した「役者」での再起
NEWSポストセブン
ラフな格好の窪田正孝と水川あさみ(2024年11月中旬)
【紙袋を代わりに】水川あさみと窪田正孝 「結婚5年」でも「一緒に映画鑑賞」の心地いい距離感
NEWSポストセブン
司忍組長も傘下組織組員の「オレオレ詐欺」による使用者責任で訴訟を起こされている(時事通信フォト)
【山口組分裂抗争】神戸山口組・井上邦雄組長の「ボディガード」が電撃引退していた これで初期メンバー13人→3人へ
NEWSポストセブン