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50才大阪人 東京赴任2か月で東京弁使い始め、ドン引かれる

「郷に入れば郷に従え」というが、従わないほうがいいこともある。大阪府に住むパート勤務の女性Sさん(48才)は、家電メーカー勤務の夫(50才)と結婚26年目。その夫が東京で単身赴任を始めたというのだが…。

 * * *
 生まれ育った大阪を離れ、修学旅行でしか行ったことがなかった東京で単身赴任を始めたダンナ。お正月、2か月ぶりに帰ってくるというんで、息子夫婦と孫と、娘夫婦がわが家に集結したの。

 いやいや、ビックリしたなんてもんじゃない。ダンナが玄関を「ただいま~」と開けると、孫はピストルを撃つふりをして「バッキュ~ン」。

「うわあ、やられた~」と大げさに撃たれたふりをして倒れるのがお約束だったのに、ダンナは「えっ、何をしているの?」と、髪をかき上げたんだから。

 みんな、「どないしたん? おとん、気色悪いわ」と口ぐちに言うと、「何言ってんだい、きみたちは。ぼかぁ、東京人だぜ。あはは。さあ、みんなでスタバに行こうじゃないか」だって。

 その後も、誰かがボケかますたびに、「何だよ。失礼じゃん」って。中年になって覚えた東京弁の、聞き苦しいこと!

 しかし本人は得意満面で、大阪中の友達、親戚、同僚にしゃべりまくり。「まあ、今度、東京に遊びにおいでよ。案内するし」って、おお、恥ずかし!

※女性セブン2016年2月11日号

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