1月27日放送の『真実解明バラエティー!トリックハンター』(日本テレビ系)に、一部のテレビ関係者は釘づけになった。
同番組の司会を務めるのは内村光良(51才)とベッキー(31才)。ベッキーの「不倫騒動」渦中に収録されたもので、ふたりがどんな掛け合いをするのか…という点では確かに目が離せない番組ではあるのだが、理由はまったく別だった。
「ゲスト出演者の中に久本雅美さん(57才)がいたからです。あれ、内村さんと久本さん、一緒に出て大丈夫なの? って。実はこのふたり、テレビ界では長年『共演NG』と言われてきました。キャスティング会議でも特例をのぞいて共演は避けるよう聞いていました」(テレビ関係者)
この話は以前から業界内では知られていたという。ある広告代理店関係者が明かす。
「きっかけは10年ほど前、久本さんがかわいがっていた後輩芸人と内村さんが揉めたことだといわれています。それでも5年ほど前に共演したこともあるようで、絶対NGではなく、なるべく避ける案件だとされていました。昨年3月の『笑っていいとも!』の最終回に久本さんの姿がなかったことも不仲説に拍車をかけました。新旧レギュラー150人以上が集まった最終回で、かつて17年間レギュラー出演していた久本さんがいなかったのはどう考えてもおかしい。あの日、内村さんは出演していたから、“あぁ、やっぱり”と」
はたして5年ぶりの邂逅はというと…。周囲の心配をよそに、実に和気あいあいのコンビネーションを見せた。
サイエンスプロデューサー・米村でんじろうによる科学マジックを仲よく隣同士で見つめ、「すげ~!」「これヤバいね!」「うんうん」と一緒に仰天。内村がネタを振れば久本が笑顔で応え、最後までキャッキャうふふ状態。“奇跡の再共演”は何事もなく終わった。
「あれを見ると、実は言われているほどの確執はなかったんじゃないかって気もします。テレビ局側が勝手に配慮して自粛してきちゃっただけで。共演NGリストの中には同様のケースも多いんです。いざブッキングしてみたら、周囲の心配をよそに当人たちはもうわだかまりもなく、むしろ番組がきっかけでまた仲よくなったりね」(前出・広告代理店関係者)
※女性セブン2016年2月25日号