ベッキーから桂文枝師匠まで、今年の芸能界はまさに不倫スキャンダルの嵐だが、芸能人にとって不倫は、発覚した「その後」こそが大事だ。テレビの情報番組記者A氏(30代)、スポーツ紙デスクB氏(40代)、週刊誌ベテラン女性記者C氏(50代)の3名を集め、「不倫カップルのその後」をテーマに緊急座談会を実施した。ここでは、不倫で前妻の妻の子どもと揉めるケースについて振り返った。
B:松方弘樹(73)と山本万里(43)の不倫もだけど、前妻の子供ともめるケースもあるよね。
A:典型的なのが元プロ野球選手の佐々木主浩(48)とタレントの榎本加奈子(35)です。佐々木が結婚中に榎本が妊娠して当初は叩かれたけど、その後佐々木の妻がホストにはまって貯金を使い込んでいたことが発覚して一気に形勢逆転。佐々木との結婚後、連れ子2人を受け入れて自らの子供も2人育てた榎本は世間からも称賛され、幸せの絶頂かと思われたけど……。
B:またしても逆転ホームランが待っていた。
A:2014年に佐々木の長女が「榎本の弁当は醤油と豆腐一丁だけ」「家庭を壊した疫病神」と週刊誌に告発し、榎本を攻撃した。これに対抗して榎本は家族の留守中、長女が私物を取りに実家に入ったら「窃盗だ」と警察に通報しました。継母と長女の確執はいまも続いているようです。
C:俳優の愛川欽也(享年80)とタレントのうつみ宮土理(72)も元は不倫だったわね。しかも、愛川が離婚した翌日にうつみと再婚するウルトラCだった。
B:そうでした。長い間、「おしどり夫婦」をアピールした2人ですが、2015年4月に愛川が亡くなるまで主宰する劇団に所属する女優と十年来の不倫関係にあった。また愛川の葬儀・通夜に前妻との子供が参列しなかったことから、実の子供たちと愛川がうまくいってなかったことも発覚した。
A:世の奥様たちは「やっぱり略奪婚の結末はこうなるのよ。かわいそうなキンキン」と噂しています。
※週刊ポスト2016年3月18日号