広末涼子(35才)、木村佳乃(40才)、長澤まさみ(28才)など、名だたる女優たちとの交際が話題になった俳優・伊勢谷友介(39才)。そんな伊勢谷がこのたび選んだのは、森星(もり・ひかり 23才)だ。『FRIDAY』(4月15日発売号)でふたりの半同棲生活がキャッチされて以来注目の的となっている。
そんな森星とはどんな人物なのだろうか? 星の父は英恵の元で幼い頃から帝王学を学び、超がつくほどの亭主関白。子供にも厳しかったようだ。
「星以外のきょうだいは、海外の高校に行ったり、留学を経験したりしましたが、星は幼稚園からずっと日本。海外に行きたいという思いもあったようですが、お父さんの方針で慶應に進学したそうです」(芸能関係者)
両親の教育理念は対極にあった。「あれもダメ、これもダメ」という厳しい父に対し、「何をやってもいい、好きなことをやりなさい」と寛容なパメラさん。姉妹がモデルやタレントになったのも、パメラさんの後押しがあってこそだった。
泉はかつて雑誌のインタビューで、《私が選んだことに関して、客観的な立場で見てくれる心強い存在です》《母の明るさのおかげで、我が家はずいぶん助かっています》と語っている。
なにより姉妹にとって大きな存在は、祖母のファッションデザイナー・英恵(90)だ。「やるな」という父、「なんでもやれ」という母、そんなふたりの間にたつ孫たちを見守ってきた英恵は、家族全員から「ママ森」と呼ばれ、“友達みたいな関係”。
2004年、パリで最後のオートクチュール・コレクションを発表した際はパリのアパルトマンで英恵と泉は2人で暮らし、泉はパリコレのフィナーレをウエディングドレスで飾った。
バラエティー番組では、30分で30万円以上使うショッピングライフなど、一般人とかけ離れた金銭感覚を露呈している星だが、祖母と両親によって育まれた“お嬢様力”は本物だ。
星は10代後半の若さでパリの社交界デビューを果たしている。そこは容姿や年齢の他、マナー、語学、ワルツの技量など数多の条件をクリアした良家の子息・令嬢だけが足を踏み入れることのできる世界。
「もちろん入り口は英恵さんあってのことですが、“祖母の七光り”だけで生き抜けるほど、パリの社交界は甘くない。幼少期から父親に厳しくしつけられたマナーや言葉遣い、勤勉な姿勢に加え、母親から教わった優しさといたわりの心。どれか1つでも欠けていたら、海外のセレブたちと並び歩くことはできなかった。グローバルな世界に羽ばたける素地が、両親のおかげで自然とできていたんです」(星の知人)
有名無名を問わず、彼女の元に人が集まるのも、そのキャラクターゆえのこと。
「Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さん(28才)やピースの綾部祐二さん(38才)など、日本の有名タレントだけでなく、海外モデルや歌手とのつきあいも豊富。星さんはちゃんと先輩を立てるし、後輩の面倒見もすごくいい。人の悪口も全然言わないし、裏表がないっていうか、カラッとしてる。超セレブなのに育ちのよさが鼻につかない。珍しいタイプです」(前出・星の知人)
さすが“スター”。伊勢谷を落とした輝きはダテじゃない。
※女性セブン2016年5月5日号