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流出リスクあり! 信用する相手でもLINEでの悪口は厳禁

 ロックバンド『ゲスの極み乙女。』のボーカル・川谷絵音(27才)との不倫が発覚し、休業していたベッキー(32才)。LINEでのやりとりが流出し、その内容をベッキー本人も認めたが、なぜこんなことが起きてしまったのだろう。ITジャーナリストの三上洋さんは言う。

「これはクローンiPhoneによるものだと思われます。クローンiPhoneとは、パソコンでiTuensというソフトのバックアップ機能を使い、2台同じものを作ることをいいます。ベッキーさんの件は、第三者が何らかの形でクローンiPhoneを作ったことで起きたのだと思われます」

 では、今もこのような被害は起こりうるのだろうか。

「今は対策が取られており、IDとパスワードを入れても、スマホに送られてきた認証番号を入力しないとログインできない仕組みになっています。また、iPadやパソコンからLINEにログインしようとしても、スマホに通知が来るようになっているので、仮に第三者が使っても、気づくようになっています」(三上さん)

 しかし、本当に怖いのはLINEでのやりとりをスマホに保存し、故意に流出させるケースだ。SNS事情に詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんが説明する。

「LINEのトラブルで多いのは、グループトークで誰かが言った悪口のところを、画像保存しておき、SNS上にあげて流出させるケースです。LINEの画面は、グループの誰もが画像保存できるので、何度も流出される危険があります。いくら信用している仲間とはいえ、LINEでのやりとりは、確固たる証拠になるので、できるだけ批判や悪口は避けたほうがいいですね」

 また、スマホにロックがかかっていない時に、うっかりLINEの画面を他人に見られてしまうこともある。

「スマホ自体にもロックをかけることは必須ですが、LINEもパスワードがないと画面が開けないように設定しておくとより安全です」(三上さん)

※女性セブン2016年6月9・16日号

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