初の冷温式自販機
昭和少年たちにとって、コーヒーといえば、甘くてマイルドな缶コーヒー。俳優・柴田恭兵のCMが印象的だった「ポッカコーヒーオリジナル」は、コーヒー飲料ではなく、よりコーヒー成分が多い、初の「コーヒー」規格商品。
そしてポッカコーヒーといえば“顔缶”。1973年発売の2代目から採用された。絶妙なリニューアルを重ね、現在は13代目の“顔”だ。
ほかにも、ポッカは大きな実績を業界に残している。まだ切り替え式だったが、1973年に初の“冷温式”自販機を開発したのもポッカなのだ。
※週刊ポスト2016年6月10日号