華やかな女子アナとて会社員。その人事は社内での人間関係に左右される。「この子、最近よく見るなぁ」という若手女子アナの台頭にもワケがある。日本テレビ『ZIP!』のキャスターの座をゲットした郡司恭子アナ(25)の十八番は「ゴルフ接待」だ。
「慶大の体育会ゴルフ部出身でベストスコアは79の腕前。接待ゴルフに誘われれば必ず参加するだけでなく、自分から声をかけている」(日テレスタッフ)
4月から『めざまし』に抜擢された2年目の宮司愛海アナ(24)は「新人仕事」で猛アピールした。
「お茶汲みや掃除といった新人の仕事を常に笑顔絶やさず率先してやるので、先輩から可愛がられてアナウンス室のマスコット的存在になっているそうです」(フジテレビ関係者)
テレビ朝日『ミュージックステーション』MCの弘中綾香アナ(25)は「名物プロデューサー」の心を掴み仕事を増やした。
「新人研修の時、『アメトーーク!』の加地倫三プロデューサーに『お前、面白いな』と声をかけられて以来、飲み会に頻繁に呼ばれている。普段、『アメトーーク!』に女子アナは出ないが、弘中は特別にロケに出演させたり、『ロンドンハーツ』でも私服を披露する企画にゲストで呼んでいた」(テレ朝関係者)
女子アナの世界も結局はマメな“営業活動”と“根回し”が運命を分けるのだ。
※週刊ポスト2016年6月17日号