15年間生放送を続けてきた「スマステ」こと「SmaSTATION!!」(テレビ朝日系)。さぞ大変だったのでは? と思いきや、「17才頃から10年くらい『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で1週間に1度の生放送を経験して下地があったので、初めから『生放送をやるのか!』みたいな気負いはなかった」とサラリと語る香取慎吾(39才)。
「今よりも若かったからあまり深く考えていなくて、単純に番組を持てたことが嬉しかったんです。続けてこられた秘訣は、スタッフのおかげじゃないかな(笑い)」
自分は1週間に1度、スタジオに来るだけだから…と、照れ隠しのように言いながら「紹介するVTRが多いので、それを作るスタッフの方が大変」と気遣う。
「最初は“こんなことやりたい!”って、ガンガン言っちゃってたんです。若さゆえの勢いで(笑い)。『英語を勉強したい』と言って『ベラベラステーション』の企画ができたんだけど、今は自分のやりたいことなんて、怖いから逆に言えない。15年番組をやってきて、自分のタイプ的に自ら発するよりも、スタッフが作ってくれたものを、ぼくが伝える方がいいと思うから」
さまざまな仕事があるなかで、スマステはどんな場所なのか?
「スマステは“生活の一部”という感覚がすごくあるんですよ。毎週土曜日のほぼ同じ時間にスタジオに来て、始まりと終わりの時間も決まっていて、生放送が終わったら『お疲れさま』と言って帰る場所。ぼくは会社勤めをしてないから、ここが唯一のルーティンの場所なんです。ホームみたいな感じ!」
さて、今後のスマステは…?
「16年目も気持ちは変わらずにルーティンのままで、スタッフを信じて、スタッフに任せて(笑い)。小さな進化と絶対的なマンネリで番組をやっていきたいですね。次の15年後は54才か~…。その時も、ぼくがやっていることもそうですけど、大下さん(大下容子アナ)と一緒に番組を続けていられたらいいですね!」
※女性セブン2016年12月8日号