この5年で平均視聴率が20%を超えたドラマは5本だけ。1位は「倍返し!」の決めセリフが社会現象になり、最終回が40%超えした『半沢直樹』(2013年、TBS系)の28.7%。5位は木村拓哉の人気シリーズ『HERO』(2014年、フジテレビ系)で21.3%。2~4位は…なんとすべて『ドクターX』(2013、2014、2016年、テレビ朝日系)となった。
シリーズ4作目となる今回も平均視聴率21%超と好調で、2016年民放連続ドラマでは圧倒的な1位。米倉涼子(41才)が貫禄を見せつけた。
「米倉さん、ドラマのオールアップの日、花束をもらうと感極まって泣いていました。その姿を見てスタッフも思わず目頭を熱くして…。いつもサバッとしていて、彼女が泣いているところは見たことがなかったので驚きました。人気シリーズ4作目のプレッシャーもあったと思います」(ドラマ関係者)
叙々苑の高級焼肉弁当や、スタッフ1人1人にマスクメロン(総額なんと150万円!)など米倉からの破格の差し入れも話題になったが、12月15日、第10話のオンエア当日に行われた打ち上げの盛り上がり方もひと味違った。
会場は六本木のクラブ。週末はビルの外まで大音量が鳴り響き、明け方まで若者たちで賑わう人気スポットだが、その夜はもちろん貸し切り。100名超の参加者が集った。
米倉は内田有紀(41才)や岸部一徳(69才)、草刈民代(51才)らを出迎える。ハットにステッキの西田敏行(69才)、そしてゴージャスなファーコートを身にまとった泉ピン子(69才)はまるで主役級の輝きで会場入り。
「景品もさすが。ゴルフセットも最新家電もあって…米倉さんはドンッと商品券50万円をプレゼントしていました」(ドラマスタッフ)
夜9時、オンエアがはじまると打ち上げは最高潮に。エンドロールが流れると割れんばかりの拍手が起き、1次会はお開き。御一行は同じビルの中にある別のクラブへ移動し2次会へ突入した。さすが勢いのあるドラマ、途中で帰る人はほとんどいない。
「来秋の5作目も決まり、もっと頑張ろうという雰囲気でした。2次会でも米倉さん自らマイクをもって盛り上げていましたよ。結局お開きは深夜1時すぎ。みんな最後は“『相棒』を超えるまで続けよう”と熱い様子でした」(前出・ドラマ関係者)
離婚問題は現在も話し合い中だというが、その表情に曇りはなかったという。2017年、米倉は“女の節目”といわれる42才を迎える。5シリーズへ、やっぱり「私、失敗しませんから」。
※女性セブン2017年1月5・12日号