広島カープが25年ぶりに優勝した2016年のセ・リーグ。各球団の2017年シーズンの戦力も出揃い、ペナントレースの行く末が気になりはじめるころだが、もちろん選手だけでなく首脳陣の人事も大切。中日ドラゴンズでは、落合博満GMが、任期満了となる1月末で退任することとなった。
「球団副社長に昇格して“院政”を続けるとみられていたが、Bクラス続きでファンの心も離れ、白井文吾オーナーもかばいきれなくなった」(中日新聞関係者)
結果、森繁和新監督主導のチーム作りが進むと好意的に受け止められている。
「森監督はコーチ時代に自ら海外視察を繰り返すなどドミニカを中心とする中南米ルートに人脈がある。これから発表される新外国人の活躍で一気にBクラスとはおさらば」(同前)
と期待が高まっている。
※週刊ポスト2017年1月13・20日号