インタビューに答えるスキージャンプ女子の高梨沙羅(20)の、笑顔の“輝き”が明らかに増した。それはどうやら絶好調の成績のためだけではないようだ──。
「中学生の時からずっと彼女の活動を追ってきましたが、最近になって急に大人の女性を感じさせるようになりましたね」
こう話すのは、高梨の取材を担当するスポーツ紙記者だ。1月8日にドイツで行なわれたW杯でも優勝し、今季6戦5勝と頭抜けた結果を残している。そんな高梨が今、「急にキレイになった」と話題を集めているのだ。
「『化粧してるな』と最初に気付いたのは、昨年1月か2月頃でした。競技中はヘルメットをかぶっていますが、ゴーグルを外した時に見えた眉毛が、それまでよりも整えられていた。そこから次第に、目元を中心にメイクするようになりました」(前出・スポーツ紙記者)
高梨も化粧について昨年12月の『報道ステーション』(テレビ朝日系)のインタビューでこう語っている。
「キレイにしていることで、自信になるというか(中略)化粧をすることで、こう、スイッチが入るというか」
好調の裏にメイクありということのようだが、あまりの急激な変貌ぶりに「メイクのプロが関わっているのでは?」という噂まで持ち上がっている。その指導役ではないかと目されているのが化粧品業界最大手の「資生堂」。昨年8月から同社の日焼け止め商品「アネッサ」と高梨がスポンサー契約したため、噂が浮上したのだ。別のスポーツ紙記者が舞台裏を明かす。
「資生堂がスポンサーについたことで彼女の美意識はかなり変わったみたい。広告塔として“日焼けは絶対NG”になった。スキー場は雪面からの照り返しで冬でも日焼けの危険があるため、肌を気にして基礎化粧品が欠かせなくなったようです。
4~6月のオフシーズンにメイクの練習に励んだところ、最初は遊び感覚だったのがハマってしまったそうです」
資生堂は「ご本人から依頼があった場合は、美容等の相談にも応じさせていただいています」(広報部)と回答。噂通り、高梨の美のサポートに一役買っているようだ。
本業では“敵なし”の女王に、さらなる援軍が付いていた。
※週刊ポスト2017年1月27日号