鼻持ちならない二世の医者かと思いきや、無邪気でおしゃべりで天然で、ひたむきで一途でお人好し。回を追うごとに「意外でカワいすぎる」と評判をあげているのが若手エリート医師・井川を演じる松山ケンイチ(31才)だ。
ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の5話までの平均視聴率は約14%。今クールのドラマNo.1といわれる一方で、木村拓哉(44才)の主演ドラマとしては「厳しい数字」ともいわれるが、番組関係者は「超人気番組『イッテQ』の2時間特番とのガチンコもあったのに大健闘」と自信をのぞかせる。
「脇を固める出演陣もアツい。5話では浅野忠信さん(43才)と武田鉄矢さん(67才)の『3年B組金八先生』以来、約30年ぶりの共演も話題になりました。それに松山さんと木村さんの関係もますます面白くなってくる」(関係者)
木村演じるアウトロー医師・沖田に物怖じせずズカズカ踏み込んでいくのが松ケン演じる井川。初めは嫌っていたはずなのに今や恋愛話も仕事の話も遠慮なし。そんな2人の関係はドラマを飛び出ても変わらないようだ。
「松山さんはほとんど話さずジーッと聞いていると思ったら、突然堰を切ったように話し出したり、本当につかみ所のない面白い人。ただリアルに木村さんを尊敬する感じが伝わってきます。木村さんは、そんな松山さんが面白いというかかわいいというか…兄弟みたいな雰囲気です」(前出・関係者)
最近はこんな一幕も。撮影の休憩中ずっと話し込んでいた2人。その日の話題は子供の英語教育についてだった。木村の娘が都内のインターナショナルスクールに通っているという話を聞いた松ケンは、「やっぱりインターに入学させた方がいいですか」「どこの塾がいいですか」と質問攻め。木村は「発音はいい気がする…」など丁寧に答えていたという。
「松山さんは2人の男の子と女の子の3人のパパですが、長男が来年小学校入学とあって、最近習い事に興味津々のようです。“木村さん家は何を習わせているんですか”とかストレートに聞きまくっています。木村さんに子供や家族の話を聞くのはタブーだと思っている人も多いんですが、松山さんだと嫌みがないというか、笑って聞けてしまうんでしょうね」(ドラマ関係者)
松ケンはプライベートでも「意外にカワイイ」素顔を見せていた。
※女性セブン2017年3月2日号