昨年月の電力自由化に引き続き、この4月から、ガスも自由化される。
「電気の場合、たくさん使う家庭の方が切り替えた時にお得でしたが、ガスは違います。使用量によらず一般プランであれば、一般料金よりも安くなる会社が多くあります。
現在新プランを発表している会社では、月20立方メートル以上使うとさらにお得になるようです」(ファイナンシャルプランナー・高山一恵さん、以下「」内同)
標準家庭におけるガスの月の使用量は約33立方メートルといわれているので、多くの家庭でガス代の削減が期待できそう。
「ただし、東京ガスの『暖らんぷらん』などのように、特定の設備を持つことで、すでに割引をされていた家庭では、切り替え先のガス会社に設備割引がなかった場合、割高になって、逆に損するケースもあるので注意して」
やみくもに会社を変えるのではなく、これまでの都市ガス会社のプランを変えるだけで、お得になるケースもある。まずは、都市ガス会社に問い合わせてみるのも手だ。
※女性セブン2017年3月30日・4月6日号