4月3日スタートのNHKの新人事が「美女シフト」だと話題だ。報道番組のキャスターら総勢33人を大シャッフルした改革は女子アナたちの人間関係にどんな影響を与えたのだろうか──。
今回の大異動で最大の“勝ち組”と囁かれているのが桑子真帆アナ(29)だ。『ブラタモリ』のアシスタントでブレイクした桑子は、看板番組『ニュースウォッチ9』に大抜擢された。NHK関係者が明かす。
「NHKでは珍しくタレント性のある桑子アナを“ポスト有働由美子”として育てたいという上層部の意向のようです。視聴率が頭打ちになっていた『ウオッチ9』へのテコ入れの意味もある。ゆくゆくは紅白歌合戦の司会も任せられるような“NHKの顔”になるのでは」
桑子に押し出される形で『ウオッチ9』から『ニュース7』の平日担当に移ったのが鈴木奈穂子アナ(35)である。
「局内では『キャスターとして経験は豊富だけど華がない』というのが鈴木アナへの評価。NHK内部では、“親しみやすさを出すために、女性アナウンサーの衣装はもっと華やかなものを選んでもいいのではないか”という意見が出ていた。
しかし鈴木アナは『民放の女子アナじゃあるまいし……』と応じなかったそうです。そのためかどうかはわかりませんが『ウオッチ9』の調子は上がらず、キャスター交代となったようです。彼女はさらに微妙な立場に追い込まれました」(同前)
※週刊ポスト2017年4月21日号