去年の忘年会で大流行だった「恋ダンス」が、今年も余興として人気だという。発売されたドラマのブルーレイは歴代最高売り上げを記録、放送から1年経つが、いまだ『逃げ恥』ブームは続いている。
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)は、ガッキーこと新垣結衣(29)演じるみくりと星野源(36)演じる平匡が契約結婚生活のなかで本当の愛に気付くというストーリーが人気を集めた。そのファンたちがいま、ネット上に掲載された“ある情報”にざわめいている。
「ネットの不動産サイトに2人の“愛の巣”が掲載されてたんです。家賃は13万6000円。2人がダンスを踊っていたあの部屋に私も住めるのかもと思って、見つけたときには興奮しました」(ファンの女性)
同作の舞台でもある横浜市にあるマンションが『逃げ恥』の撮影に使われていたことは、一部ファンの間では知られていた。
ガッキーが“暮らした”マンションとは一体どんなものなのか。実際にマンションを訪れると、確かにドラマで見た外観だ。住人の女性に話を聞いた。
「撮影期間中、マンションの階段前が待機所に使われていたので、新垣さんと星野さんがよく立ち話してましたね。和気藹々として、楽しそうでしたよ。撮影がある日は機材の出し入れがあるからってマンションのオートロックが切られていたんですけど、その隙を突いて、ファンが侵入しようとしたこともありました」
ならば熱狂的なファンたちで申し込みが殺到しているのでは? 取り扱う不動産屋に問い合わせると、意外な真相が明かされた。
「ネットを中心に話題になっている部屋は確かに空室なのですが、実はその部屋は撮影に使われておらず、同じフロアの別の部屋が使用されました。すでに住まれている方がいるので、詳細はお答えできません」
※週刊ポスト2017年12月22日号