フジテレビは突然降って湧いた“後任問題”で大わらわのようだ。『週刊文春』(1月10日発売号)で不倫スキャンダルが報じられた秋元優里アナ(34)はレギュラーの『BSフジLIVEプライムニュース』や『ワイドナショー』から姿を消した。フジのベテラン局員がいう。
「昨年就任したフジの宮内正喜社長は、『非常事態』宣言を出し、この4月に大型改編を行なうことを予告していた。社の命運をかけた勝負時を前に、“報道のエース”だった秋元を外さなくてはならなくなったのは痛すぎる」
フジは1月16日、元NHKの登坂淳一アナが夕方のニュース番組のメーンキャスターを務めることを発表したが、そこにもこのスキャンダルが影を落しているという。
「4月から昼、夕方、夜のニュースを『プライムニュース』ブランドで統一する“大改革”の発表にあたっては、登坂さんとともに秋元もキャスター陣に名を連ねるはずでした。
ところが、不倫報道で秋元の『BSプライム』の降板が決まったために“修正”が必要となり、少し遅れての発表になりました。
社長は年始に『4月の人事異動』も宣言しています。そのタイミングで秋元はアナウンス室からの異動を命じられるのではないかと社内でも話題になっています」(同前)
※週刊ポスト2018年2月2日号